炭水化物抜きダイエットで糖質を極端に制限すると、ボーっとしたり、頭が働かなくなるといわれています。その理由には、糖質と脳の切っても切れない関係があるのです。

脳は「ブドウ糖」をエネルギーとして働く

脳にとって主なエネルギー源はブドウ糖、つまり糖質(炭水化物)です。脂質もエネルギーですが、脳ではエネルギーとして使えません。

炭水化物抜きダイエットで糖質を大幅に制限すると、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足してしまい、脳がいわゆるガス欠状態となってしまいます。

これによって無気力になったり、頭が働かなくなってしまうのです。

ブドウ糖は不足しても「生きる」ことは可能ですが…

脳へのエネルギー供給がストップすると、人は生きられません。

人の脳はブドウ糖をエネルギーとして動いていますが、
摂取したブドウ糖がなくなって、
肝臓などに貯蔵してあったブドウ糖もなくなって、
それでもとりあえずは「生命を維持」することは可能です。

なぜなら、

  1. 脂肪やタンパク質からブドウ糖を作り出せる
  2. ブドウ糖が枯渇してくると作られる「ケトン体」も脳のエネルギーとして使える

このように、摂取した糖質がなくなっても脳へのエネルギー供給をすることはできるのです。

ただし!

これらのエネルギー調達方法は、あくまでも生命を維持するための「奥の手」であって、私たちが日常生活を送る上で「必要十分」なエネルギーを得られるわけではありません。

お腹がすいて元気が出ない、頭が働かない、考えがまとまらない…。

こんな経験は誰にでもあると思いますが、脳に十分なエネルギーを送ることができる状態であれば、こんなことは起こりません。

エネルギッシュに活動するためにはやはり、「ブドウ糖(炭水化物)」を摂る必要があるのです。

脳は大食漢

睡眠脳はエネルギー消費量が意外と多く、眠っている間にも1分間に120mg、1時間では5gものブドウ糖を消費しているといわれています。

脳は体重の約2%の割合にすぎませんが、エネルギーの消費量は、総消費量の約18%にものぼります。

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